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みことのいろ-春- 感謝

終えて、感じたのは、魂の底から溺れるほどの熱い感謝

そして、

「もっと描きたい」

描き始めて、自分自身の変化に気がついた。

「私は」、「こう描く」「こう残す」「こう見せる」「こうしたい」「こうありたい」

自分のエネルギーが意図的に介入している感じ。それはそれで引き締まるパワーがある。昨年秋まではその傾向が強かったように思う。

でも今回は、意図より、ただただそこで起こる因果を感じていた。

私が思う私でなく、”何か”として。

目が隠れる白いウィッグはその心境で着用した。

“何か”になったことで、私の意識も”どこか”にあった。

自分と世界との間のどこかへ。

私がイメージしていたのは、パフォーマンスはじめの30分ほどまで。

こんなにも絵の具まみれになるとは思っても見なかったし、

描いたそばから足で消されたり、

楽器にまで描いたり、

ダンサーを抱きしめたり、

自己主張を四方八方から同時に受けたり、

カオスとパーフェクトが表裏一体の世界。

いのちはこんなにもあつい。

赤い絵の具を多く使用することに決めたのは、開演直前で、

あの嵐のように吹き荒れる春一番のエネルギーにインスパイアされた。

あついあつい血液が、私をゆっくりと溺れさせる。

描き終えてもしばらくはいのちが私の気管を塞いでいたのと、意識もどこかにいったままで、肉体の動かし方がよくわからなかった。

なんとなく動けるようになって最後にほんとうにゆっくりと合掌した。

祈ることもまた、意識が何か全く異次元に昇華される感じがする。

ここで混ざり合ったあつい何かが、渦巻くひと塊りとなって、昇華されていった。

もしも、このひと塊りが魂のようなもので、遠い宇宙に届くのだとしたら、、、

そんなことを考えていた。

“あやめ”に戻ってからは、あついいのちは、感謝となって私を再び溺れさせた。

こっそり涙を流してとりあえずは落ち着いてから、もっと描きたいな、と思った。

湧き上がる何かを、自分と世界の間にある何かを、宇宙に届く神秘を。

描くことは、見えるし、残るのだ。

見せよう、残そうという意図がない今回の状況下において、描くことの当たり前のような意味に、またひとつ気が付いた。

残すのか、残るのか。

圧倒的ないのちの宇宙の中で、私はどう在るのか。自然と芸術。人間のあり方。私の生き方。

問いが私を動かす。

体験と気づきによって、私と私の作品は、作品を体験してくださった人々と共に、進化していく。

ありがとう。

つづく。

Photo by Masayo Kimura

みことのいろ-春-

絵 飯泉あやめ

音 長谷川大地

踊 中野香澄

会場 石倉璃厨RIZ

協賛 つくば里の文化

協力 野堀 真哉(運営)、木村 真代(制作)、筒井塗装(塗料)、佐野 匠(映像)

当日、作品への参加、あたたかな差し入れや、駐車場のご協力をしてくださった最高な皆さま

そして、春の嵐の中はるばるお越し下さった愛する皆さま

感謝。

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原画がお嫁にゆきました。

こちらは、今月のとあるイベントのパッケージの原画です。

依頼主さまに気に入っていただき、そのままお買い上げいただきました。

絵にとてもよく馴染む額とマットとも出会うことができ、

ほこほことあたたかい気持ちです。

依頼主さまの玄関に、愛のあるあたたかな風がもたらされますように

***

「こういったところにあやめさんに自由に絵を描いてほしいのだけど…できますか?」

といったご相談を最近少しずついただけるようになりました。

わたしの表現は、エネルギーを感じ取り、インスピレーションを大切にした抽象的なものです。

そのデリケートな感覚を認め、純粋にどのような表現に仕上がるのか楽しみにしてくださっている方がいることに

魂の喜びを感じます。

目に見えない、だけど、本当にある本当の自分を受け入れてもらえたようで、

嬉しいのです。

 

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Livepainting x 長谷川大地 x TEDxTsukuba2018

 

ライブペインティングを終えて、「インスタレーションでもあるのですか?」と聴かれました。

その通りです。

物理的に描いているのは平面ですが、感覚のキャパシティは空間全体に広がっており、

オーディエンスと長谷川大地さん、飯泉あやめのその瞬間のエネルギーが融合されて生まれるパフォーマンスであり、空間そのものです。

オーディエンスはその空間そのものを体感します。

 

今回のパフォーマンスはTEDxTsukuba2018の一環としてやらせていただきました。

イーアスつくばのサイバーダインスタジオ奥にあるオムニビジョンをお借りし、

シアターのように鑑賞に徹することのできる環境下において、

音と絵の具と人間とがデフォルメされ、約15分間の完全なる沈黙の中で、表現の破壊と創造が生々しく繰り返されます。

 

冒頭の”おどり”によって私たちは個を脱皮し、人間として目覚めます。

その過程で感覚→表現の心地よい回路を会得します。

表現範囲はパネルにとどまる事なく、表現者の皮膚に及びます。

絵の具を唇にあてがったかと思えば、太鼓に歩み寄りじっと音を聴き、喜び、絵の具をパネルに打ちつけます。

飛び散った絵の具がボタボタと音を立てて、衣装に、足元に爪痕を残します。

描かれた形は、思考の介入する余地なく上描きされてゆき、新たな瞬間創造の餌食となります。

狂気的なようで理性は冷静かつ正常に機能し、わたしは完全でありました。

最高に生きていました。

 

また必ずパフォーマンスの場をしつらえたいとおもいます。

健やかにご期待くださいませ。

 

みんなみんな

ありがとう

愛を込めて

運営 TEDxTsukuba2018

会場 CYBERDYNE STUDIO

共演 長谷川大地

資材協力 有限会社 筒井塗装 土浦市青年会議所

制作協力 野掘真哉 木村真代

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絵画作品をご覧いただけます。

 

絵画作品”HARU”を、レストラン「カフェ ド グルマン」に飾っていただきました。

市民の皆様に長く親しまれているグルマンさんに置いていただけてとても嬉しいです。ありがとうございます。

カフェ ド グルマン http://gourmandtg.web.fc2.com

 

こちらはRingoChan!として活動していた頃の、インクを使用している唯一の絵です。

そして、飯泉あやめに至るための重要な作品でもあります。

一年と少し前は、過去の自分が蓄積してきたものを振り切れず、変化しようにも変化できなかった時期でした。

固定概念から脱却するために、豊かな色・形の表現をするRingoChan!としての制作活動をはじめました。

活動の中で、徐々にわたしの心は変化を受け入れるようになりました。

“HARU”は、その頃の自身の心の状態を描き出すために半年前に完成した作品です。

愛ある人と繋がって学んだ「あたたかさ」、しかしまだ本当の自分に辿りついていない「せつなさと弱さ」、

その感覚から「落ちている花びら」を連想し、

自分の心の状態と一致するまで、一枚一枚、描き続けました。

この絵は対流・代謝・呼吸、している何かを発しています。

目に見えずとも、肉体のように、心も”生きている”ことを感じさせます。

新陳代謝し、常にどこかが入れ替わり続けています。

変化は受け入れるかどうかより、変化していることが”自然”な状態だと感じてから、楽になりました。

しかし、心を学ぶと同時に、心は、私が本当に表現したいエネルギーが湧き出る地点ではないことを感覚で認識しました。

この絵が完成して数ヶ月後、

根本的に私を世界ごと突き動かし生かし続けるエネルギーを表現するために、

飯泉あやめの活動が始まりました。

 

 

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オーダー作品の納品

 

つくば市のMマンションのエレベーターホールに飾る絵を納品いたしました。

テーマは「冬」

エレベーターホールは冬は寒い場所ですので、

最初は暖色を使う選択肢もちらりと浮かんだのですが、

冬だからこそ感じられるエネルギーを描くことにしました。

そこにその時あるものを感じる、

感じるわたしがいる、

生きているわたしがいる、

全ての循環の中にわたしが生きている。

 

あやめの表現は、その場に感じられるエネルギーを確かなものとし、

“生きている”ということを場に問いかけます。

 

 

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土浦港の壁画制作

Photo by 木村真代

60mの壁画を描かせていただきました。

第17回 世界湖沼会議 サテライトつちうらの壁画アートのプロジェクトです。

場所は霞ヶ浦沿いにある土浦港のヨットハーバー。

世界湖沼会議のテーマ「人と湖沼の共生」に基づき、壁画では、霞ヶ浦の水辺で感じられる空・風・波・光・魚・鳥のエネルギーを表現しています。

直接水辺にいるからこそ感じられる”生きた霞ヶ浦”の姿を描くことで、人と水辺とを結びつけ、未来へとつなげていく想いを込めています。

アートの持つ、あらゆる境界線を越える力を形にすることができ、光栄です。

 

合計8日間の制作。

その場その時その人のエネルギーを受けながらリラックスして体を動かす。

本当にわたしの命は心地よく気持ちよく呼吸していました。

霞ヶ浦が、わたしが生きているそのままに伸びやかな線の表現をすることができ、とても幸せです。

今回のプロジェクトの主管を担ってくださった青年会議所の皆様、

塗料や用具を協力してくださった筒井塗装様、

ご紹介いただいたアーティスト翔様、

心温かく声をかけてくださった皆様、

尊敬すべきアーティストの方々、

そして霞ヶ浦の生きとし生けるものたちへ、

感謝。