Biography

 

飯泉あやめ(Ayame Iizumi)

現代アーティスト

 

〝生きている人間の素晴らしさを表現する″

絵画、パフォーマンス、インスタレーション

 茨城県生まれ。旧家かつ大家族で育ったあやめの心は自分と他者・環境・抗えない時間軸の中で常に揺れ動いていた。また、幼少期より病気がちだったあやめは、自由に遊び回れない分、感覚遊びをして過ごした。木々の木漏れ日を肌で感じること。影の移りゆくスピードと自分の呼吸を重ねること。雨の音に耳を澄ませて雲の形を想像すること。世界を五感で感じ、自分の世界に変換することは彼女の呼吸そのものだった。

 美術大学への入学を機に東京で暮らし始め、多種多様な素材や人間の刺激を受けた。モチーフの岩がカラフルに見え始めたことがきっかけで、物質的なものでなく、自分が感じている世界を表現し始めた。絵画、立体、詩などあらゆる表現方法を試し、インスパイアされるため海外へ出かけた。野外アートイベントの立ち上げに関わったことで、彼女の創作エネルギーが解放された。巨大な竹のオブジェを制作し、人間と自然を融合させた。しかし、東日本大震災のショックで、あやめはうつ病と拒食症になった。闘病中、彼女に残されたわずかな生きる気力は強靭な意志で全てアートに向けられ、その姿は人々の魂を打った。

 美術大学を卒業後、あやめは体を気遣いアートと異なる道に進んだが、アートから離れるほどに彼女の精神は生きている実感を失っていった。あやめはアートがいかに自分として生きるために欠かせないものかに気づき、アーティスト活動を再開。世界の中で思い切り呼吸をし始めた。彼女は世界の命を五感でキャッチし、自身の命と共鳴させて、絵に変換し、今生きていることの素晴らしさを表現する。逆に命が脅かされた時も、アートによって警告をする。その表現は力強く生命力に溢れ、人々に生きることを思い出させる。彼女の探究心と創作エネルギーは彼女が世界の中で生きている限り、全ての人間の命に向けて広がり続ける。

 

 

2011年

グループ展「アートサイト八郷~自然の息づかい~」/ 茨城県

2012年

「ムサビ市場」出展 / 武蔵野書房 / 東京

グループ展「selected works from Japan2012展」/ 2/20Garrelly / New York

映画「東京に来たばかり」美術制作

2013年

武蔵野美術大学卒業修了制作展 / 東京

個展「An Apple」/ Pepper’s Gallery / 東京

個展「海と空」/ ギャラリー青らんぎ / 東京

グループ展「言葉を越えて」出展 / 流山生涯学習センター / 千葉県

2017年

RingoChan!として活動

2018年

飯泉あやめとしての活動再開

グループ展「アートサイト八郷」/ 茨城県

60mの壁画制作「第17回世界湖沼会議 サテライトつちうら 壁画アート」/茨城県